情熱の炎は、揺らぎ、消え、再び燃え盛る。
嵌められ、犯され、妹をめちゃくちゃにされても、眠姫は快楽に
屈してしまった。美しい虹は、順調に漆黒に染め上げられてゆく…
それでも普段通りに過ごす、堕ちた虹達。
ゆえに何も知らない美しいままの虹は、堕ちた
虹達の変化に気が付かない。
そんな何も知らない内の1人の、虹の情熱。
堕ちた電脳が作ったというゲームを体験するため、
電脳の部屋へと訪れていた。
そこは既に実質、狩人の巣。ワクワクしながらゲームを
プレイする情熱だったが、徐々にゲームのおかしさ、そして
電脳のおかしさに気付いていく。
無駄にスケベな敵の攻撃、手軽にゲームを止められない不親切設計。
極めつけは、与えられた3本のスケベPゲージが1つ空になる度に、
情熱の身体がイってしまうという謎設定。
更に3本全てが空になりゲームオーバーになると現実の世界で
『すごいこと』が起こるらしい。嫌な予感がした情熱は、とにかく
ゲームオーバーになることだけは避けるよう努める。
だが…物語というのは無情である。
『すごいこと』になると言われて、ソレを避けられる
はずもない。現実で『すごいこと』になった情熱は、
恒例の毒牙によって色々な意味で『すごいこと』となる。
～内容～
・本編93ページ
・本編文字無し93ページ
計186ページ
