男に尊厳が無くなった『完全女性社会』到来ー
20XX年
全国の総理大臣が女性となり、男の権力が一斉に剥奪された世界。
女性は、1人の男を専属奴隷として所有することを義務付けられた。
しかし奴隷によっては使い勝手が悪く、かえって女性の負担になることもあった…
そんな時代に大革命を起こしたのが『M男製品開発会社』だった。
この会社は、奴隷に半強制AIを埋め込むことによって、奴隷をアンドロイド化することに成功した。
その結果、奴隷を自由自在にコントロールできるようになり、全国の奴隷問題は解消されたのだった。
社長である西園寺はM男アンドロイドの普及化を目指し、自社の動画チャンネルにて『西園寺社長の1日ルーティーン~M男アンドロイドの魅力と共に~』を公開するのだったー
全47ページ西園寺ゆうか(サイオンジユウカ)
M男製品開発会社の社長。
世間から憧れの女性として注目を集めている。
専属奴隷は1ヶ月ごとに買い替えており、乱暴かつ屈辱的に使用することを常に考えて生活している。花園みさき(ハナゾノミサキ)
M男製品開発会社に入社して、すぐに企画を任された期待の新入社員。
礼儀正しく成人しい性格だが、アクティブな時だけ言葉遣いが荒くなる。
専属奴隷は10年前付き合っていた元彼で、生涯屈辱を与えて寿命を迎えさせようという執着を持っている。M男アンドロイド
体内に半強制AIプログラムを埋め込まれた、奴隷男の成れの果ての姿。
基本的に持ち主の命令に従うが、より器用な行動をするにはプログラムのアップデートが必要。
尚、アンドロイド化するにあたって奴隷の許可は必要なく、持ち主である女性が一方的に決定する。
感情が残っているのかは不明。