ある日突然離婚届をつきつけられた俺。確かに最近会話も減って夫婦関係は良くなかったが、そこまで妻を追い詰めていたとは知らず…。
だが、妻のスマホを除いてしまい「離婚したい」という言葉の真意を知ってしまう。

本文30ページ＋おまけイラスト、表紙差分

「まあ人間としてダメになっても一生責任とってやるよ」

自分勝手放題の彼女ちゃんに逆らえずついつい甘やかしてしまう彼氏くん。
今日も今日とて、やりたくないことは彼氏くんに何でもかんでもやらせて金銭も使いまくり、自分から全く動こうとしないというとんだ自堕落加減。
それをついつい甘やかしてしまう彼氏くん。傍から見たら気の強い女の子と気の弱い男のカップルでしかない。

しかし彼の献身が実は…彼にとって最高の「趣味」の前座に過ぎないということ。

本文20P＋おまけ4P

目立たない学校生活を送る少年、深谷 慎太郎。
慎太郎は、修学旅行の写真販売である写真を購入した。

それは…同じ学年の女、日下 類の写真だった。

日陰者の慎太郎にとって、類は太陽のように眩しい存在。

遠くから眺めるだけで精一杯だった。写真だけでも良い。
どうしても類を掌におさめてみたかった。

このことは誰にも言わず、自分だけの隠し事—

—のはずだった。

慎太郎と同じクラスの女を伝って写真を勝手に入手したことが類本人に伝わってしまう。

「そのキッショい顔、二度と見せんじゃねー」

写真を取り上げられ、目の前で、好きな女の写真を、好きな女にビリビリに破かれる。

慎太郎にとっては、それはどうしても耐え難い苦痛だった。