いぬのしっぽ一覧

【いぬのしっぽ】Windowsログオン『CV:山田じぇみ子 システムボイス ロボロフスキーハムスターちゃん ☆推し声優さんに声をあててもらったシリーズ』

注目度★★★☆☆

CV:山田じぇみ子 システムボイス ロボロフスキーハムスターちゃん ☆推し声優さんに声をあててもらったシリーズ

システムボイスCV:山田じぇみ子キャラクターロボロフスキーハムスター
システムボイスを同人声優山田じぇみ子さんに収録してもらいました!

ロボロフスキーハムスターというキャラクターで2感じ36種類収録!

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Windowsのスタートアップ

Windowsの終了

Windowsテーマの変更

Windowsログオフ

Windowsログオン

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デバイスの接続

デバイスの接続の失敗

バッテリ低下アラーム

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ポップアップウィンドウのブロック

 ※数パターン収録している音声有※

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シリーズからなる第一弾を本郷司さん、

第二弾を山田じぇみ子さんに収録いただきました。

いずれも完成度高く製作しております。

この機会に是非お買い求めください!

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【いぬのしっぽ】ポップアップウィンドウのブロック『CV:本郷司 システムボイス にゃんぱすちゃん ☆推し声優さんに声をあててもらったシリーズ』

注目度★★★☆☆

CV:本郷司 システムボイス にゃんぱすちゃん ☆推し声優さんに声をあててもらったシリーズ

システムボイスCV:本郷司キャラクターにゃんぱす
システムボイスを同人声優本郷司さんに収録してもらいました!

にゃんぱすちゃんというキャラクターで2印象38種類収録!

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WINDOWSのスタートアップ

Windowsの終了

Windowsテーマの変更

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システムエラー

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デバイスの切断

デバイスの接続

デバイスの接続の失敗

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一般の警告音

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ごみ箱を空にする

ポップアップウィンドウのブロック

 ※数パターン収録している音声有※

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シリーズからなる第一弾を本郷司さん、

第二弾を山田じぇみ子さんに収録いただきました。

いずれも完成度高く製作しております。

この機会に是非お買い求めください!

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【いぬのしっぽ】西暦を終えて数年たった人類はすっごくもめた『『星に願いを』 CV 秋野かえで』

注目度★★★☆☆

『星に願いを』 CV 秋野かえで

物語紹介
秋野かえでさんの優しい語り口で朗読された物語。

小説と散文詩の間のあなたに語りかけるようなお話しをお楽しみください。

物語抜粋-sample-

――ああ、綺麗。星が砕けて砕けて

ソラから地上に落ちるのは、とてもとても美しい。

これは何十年かに一度の流星群だそうだ。

今世紀最大の。史上初の。歴史上類を見ないほどの。

こういった類のうたい文句には正直飽きていたところだ。

ああ、でもこんなの生まれてはじめてだわ。

リリカルな表現が思いつかないので

有体に言うなら、流れ星がとっても綺麗です。

私は宇宙服を着込んでヘルメット越しに

片腕の酸素残量を見つめる。

ああそっか。あとちょっとなんだね。

溜息すらもったいないので、我慢我慢。

こういう時、楽天的でユーモアがわかる友人が近くにいないのが残念だ。

現在、西暦を終えて数年たった人類は月での生活をはじめていた。

最初は歴史の遺産?

古い言葉でレガシーというのかしら?

月の土地の権利書で人類はすっごくもめた。

そのあと権利書はぜーんぶ国が買い取りました。

そんなこんなでもーっともーっと混乱しましたとさ。

それからというもの、人類はやっぱり人類として

前の惑星から月に変わっても同じでした。

そう学校の教科書に書いてあった。

歴史の教訓というのは

少しは活かされたけど少しも活かされなかったのね。

月の地上で生活するには市民権が必要だ。

そうでないものは地下へと流れる。

市民権は功績を称えられて手に入れることができる。

一部の支配階級を除いて、"良い事"をすれば市民権は得られる。

もちろん失う事もあるのだけれど、普通はない。

真面目で善人しか市民権は得られない。

だって遺伝子の戦いによる決着はもうここまできているのだもの。

効率を重視したAI搭載のロボットに仕事を奪われた結果とも言える。

そうやってシステマティックに人類は計算されて配置された世界で。

ある日突然。

そうね。

あなたたちにとっては、ある日突然のことではなかったのよね。

地下に住む住人達の大規模な暴動が起きた。

たった24時間で2割の人間が築きあげた文明を、8割の人間にこなごなにされた。

ああ、そっか。うん。

きっと。きっとこういう考え方が私たちはよくなかったのかな。

人間を数で一つにまとめるなんて。

そんなんだから私たち失敗しちゃったんだね。

ソラを見上げるとやっぱり星が綺麗だ。

さーっと、暗闇を駆け抜ける光。

それが短時間でいっぱい。

私。今ので幸せ使い切っちゃったかも。

うん。

今のはジョークとしてはいまいちかもしれない。

ユーモアがわかる友達が近くにいてくれればなぁ。

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【いぬのしっぽ】あの写真とおんなじようなお話しをお楽しみください『『祈り』CV 秋野かえで』

注目度★★★☆☆

『祈り』CV 秋野かえで

秋野かえでさんの優しい語り口で朗読された物語。小説と散文詩の間のあなたに語りかけるようなお話しをお楽しみください。
秋野かえでさんの優しい語り口で朗読された物語。

小説と散文詩の間のあなたに語りかけるようなお話しをお楽しみください。

物語抜粋-sample-

ゲワシと少女。有名な一枚の写真がある。

あの写真とおんなじような地域の

どこにでもあってはいけないけれど

どこにでもある紛争地帯のお話。

どこにでもいる少女が、か細い祈りを捧げたけれど

全部裏切られてしまったお話。

少女はそこにいた、年端もいかない子供だ。

少女はぼろ布をまとっていた。

けれども信心深さは誰よりもあった。

戦争屋が安上りの銃弾と兵器を売りさばき。

少女は運悪くそれを担いで構えて訓練をして

隊列を組んで、武装していた。

少女には同じ運悪く似たような境遇の友達がいた。

男の子でも女でも、その日のデザートの

チョコのかけらが少し多かったとか

そんなちょっとのことでも真剣に大笑いした。

ある日少女はまたしても運悪く大人たちの言う

ムズカシイ作戦に参加させられた。

理由なんかどうだっていい。

ちょっと足が遅いとか。

ごはんを食べるのが遅いとか。

銃の組み立てが遅いとか。

作戦ははじめからうまくいく算段がついたものではなかった。

音が先なのか光が先なのか

もの凄い爆発のあと少女ははぐれた。

戦場において隊列からはぐれ

隊長の指示を仰げないということは

直結してこれから死ぬということを表す。

銃弾の連続した素早い音に恐ろしさした。

しかしなによりも恐ろしさしたのは何もできないということだ。

そして何も救ってくれやしなかった神様への気持ちに絶望した。

その時少女の信仰が死んだ。

すべてを頼って、いつかなんとかなると思った。

だって私が死ぬはずないもの。

だって私は私なのよ。死ぬってどういうこと、

殺してしまうってどういうこと。

どうして争うの。どうして戦わなきゃいけないの。

私がなにをしたっていうの。

彼女はより長く生きながらえるために

それを心の中でさんざんわめいた。

――ああ、神様。どうか私を助けてください。

鉄が鳴り石が砕ける音が近づいた。

ここまでが全部裏切られてしまったところまでのお話。

お話には続きがある。

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【いぬのしっぽ】これからどれほどの素晴らしい未来があるのでしょう『『Amazing grace Angels come on』CV 秋野かえで』

注目度★★★☆☆

『Amazing grace Angels come on』CV 秋野かえで

秋野かえでさんの優しい語り口で朗読された物語。小説と散文詩の間のあなたに語りかけるようなお話しをお楽しみください。
秋野かえでさんの優しい語り口で朗読された物語。

小説と散文詩の間のあなたに語りかけるようなお話しをお楽しみください。

物語抜粋-sample-

かつてこの国は栄えた。

奴隷によって栄えた。

私は幼いころからなんでもやった。

自分の身体と同じ大きさの丸太を運んだ。

自分の身体と同じ大きさの人間を運んだ。

ああ、痛いです。神様。痛いのです。

身体の痛みや飢えは慣れました。

私は心が痛いのです。

ここでは死ぬのが普通で、生きている事が奇蹟なのです。

ああ神様どうして私を生かすのですか。

苦しいです。辛いです。

私もベッドというもので寝てみたいです。

それでも、私はあなた様の御子であり。

それでも、あなた様を信じております。

いつか天上というところへ行った時に私は救われるのでしょう。

――毎晩毎晩、私は詩を歌う。

アメイジンググレイス

ああ、なんという甘美たる響きか。

アメイジンググレイス

ああ、なんと大いなる人々の流動か。

私のように悲惨な者を救ってくだされよ。

今はまだ盲目であろう人々もいずれ目を覚ますだろう。

私たちの祈りの束が積みあがる時に

人々には見えるだろう。

――毎晩毎晩、人々の苦しみを分かちあって。歌う。

アメイジンググレイス

神の恵みが私の心に恐れるな、受け入れよと教える。

そして、これから起こるであろう天上の恵みを想い

恐れから私を苦しみから解放した。

私達の子孫にどうかこれ以上酷い目にあっては欲しくないのです。

――毎晩毎晩、歌うほどにおなかが空く。

アメイジンググレイス

これからどれほどの素晴らしい未来があるか。

私が信じるように。

どうか。神様。

ああ、多くの危険と苦しみと魅惑を乗り越え。

幾千幾万の夜を乗り越え、私はすでに辿り着いた。

この恵みが、ここまで私を無事に導いてくださった。

その恵みが私をホントウの家に導くだろう。

――いよいよ、僅かなんだと。いよいよなんだと。思う。

アメイジンググレイス

神の御言葉は私の希望の保障である。

彼は私の盾と分け前になってくださる。

私の命が続く限りに。

私の命が続く限りに。

そうです。

この体と心が滅び、

私の死ぬべき命が終わる時。

私は、来世で得るものがあります。

来世で得るものがあるのでしょう。

――ああ、アメイジンググレイス

それは、喜びと平和の命です。

地上はまもなく雪のように白くなり、

太陽は光を失うだろう。

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【いぬのしっぽ】とっておきの場所へ連れていってくれるといわれた物語『『世界は素晴らしい』CV 秋野かえで 祈り続編』

注目度★★★☆☆

『世界は素晴らしい』CV 秋野かえで 祈り続編

物語紹介
秋野かえでさんの優しい語り口で朗読された物語。

小説と散文詩の間のあなたに語りかけるようなお話しをお楽しみください。

物語抜粋-sample-

イギリスのとある大学に入った私はNPOの設立準備をすすめながら主席で卒業。大学院に進学した私は国際情勢と哲学を学び。

そのまま国際平和にむけて研究者として、とあるセンターで研究員をしている。

一歩一歩。

過去の自分に後悔をすることすらできない程の圧倒的時間を

世界平和のために注いでいる。

私はみんなの人生を背負っている。

その気持ちでいっぱいだ。

ある日、実地での研究調査としてとある中東の村にきていた。

少年に案内をされてあたりをまわる。

少年と、ある事がきっかけで仲良くなり、

とっておきの場所へ連れていってくれるといわれた。

そこは急峻な高い崖で上から村を一望できる場所だ。

上空では一羽の鷹が飛んでいる。

あの鷹を目で追うと自然。見下ろす形になる。

ここは最初に本で読んだ世界よりもとても広大だった。

村の建物はとても小さく点在し、遠くでは山々が緑に生い茂る。

さらに裏側では地平線に近い水平線がどこまでもどこまでも遠く広がる。

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【いぬのしっぽ】あるいは自分だけが感じる事ができる創造上での平穏がある『『おはなしするね』CV 秋野かえで』

注目度★★★☆☆

『おはなしするね』CV 秋野かえで

物語紹介
秋野かえでさんの優しい語り口で朗読された物語。

小説と散文詩の間のあなたに語りかけるようなお話しをお楽しみください。

物語抜粋-sample-

私はね。

ハッピーエンドが好きだ。

だからこのお話は必ず。

たとえ共に長い道を歩くことになっても。

必ずハッピーエンドにしたい。

ちょっと険しいが一緒に登ってはくれないだろうか。

だから。勝手にだけれど。

あなたを。君を信用して。お話しをしたい。

大丈夫。勝手に信じたくせに勝手に裏切られたとか。

私は思わないから。

お話しをさせてください。

例えば。

教会に行って、罪を告白しただけで許されるのなら。

私は死ぬまでそこで暮らそう。

許されたいという望みはきっと。

必要な感情なんだと思う。

だから無駄にはしないために

私は許される事よりも心の中で悩み続ける事にした。

そうして、自分じゃない誰かがいてくれたら。

それを話してみよう。

恐らく。

多分。

傲慢も貪欲も淫蕩も悲嘆も憤怒も怠惰も虚栄心も。

いつかはきっと。

許されないのだけれど、感覚は薄れていくだろう。

私はね。それを救いだというにはとても惜しい気がしてならない。

私はどんな感覚も大事に大切にしたい。

それは自分だけに与えられた

あるいは自分だけが感じる事ができる。

難しい比喩が許されるのなら。対話の彼岸だからだ。

そこでは善悪では語ることのできない。

救いではないのだけれど。

徹底的で無慈悲でもあるのだけれど。

人だから感じることができる創造上での平穏がある。

信仰は悪いものではないと思う。

けれど世の中にはたくさんありすぎて。

わかっていた事だけれど。わからない事が続く。

今なお続いている。

それは。

――ああ。きっと。

とてもじゃないが私には解けないと思った。

とてもじゃないけれど、自分じゃ無理だと思った。

世の中には身勝手がある。

今。私が起こすものなら。すぐに謝ろう。

だって私はできる事であるならば。

人に優しい人間になりたいからだ。

私は人を傷つけない人になりたい。

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