ナントカ堂一覧

【ナントカ堂】歴世真仙体道通鑑後集巻二(張道陵から嘉靖44年に没した張永緒まで『全訳漢天師世家』

注目度★★★☆☆

全訳漢天師世家

張道陵から嘉靖44年(1565)に没した張永緒まで、49代の正一教天師の事績を記した、万暦三十五年(1607)成立の『漢天師世家』の訳です。

 参考として、『歴世真仙体道通鑑後集』巻二(張道陵の娘、張衡の妻と娘の小伝)、『元史』巻二百二「釈老」、『明史』巻二百九十九「方伎」、『?余叢考』巻三十四「張真人」の訳を付けました。

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【ナントカ堂】真宗・仁宗・徽宗・欽宗に仕えた人物について『北宋潜邸旧臣列伝』

注目度★★★☆☆

北宋潜邸旧臣列伝

潜邸旧臣とは、皇帝に即位する前から家臣として仕えていた廷臣を指します。

本書は北宋時代の太祖・太宗を中心に、真宗・仁宗・英宗・神宗・哲宗・徽宗・欽宗に仕えた人物について、『宋史』からの訳に多少の解説を付けたものです。

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【ナントカ堂】金史列伝のうち海陵王を貶める記事に満ち溢れていますが『海陵王とその周辺』

注目度★★★☆☆

海陵王とその周辺

本書は、『金史』海陵本紀と『大金国志』の海陵煬王紀年、『金史』列伝のうち海陵王周辺の人物たちの伝を訳したものに、多少の説明を附したものです。

世宗時代の修史を色濃く反映した『金史』は、海陵王を貶める記事に満ち溢れていますが、一部にはそれに反する記事も見え、全体を見通すことである程度事実が見えてくるのではないかと期待して、ここに海陵王関連の記述を訳しました。

注意書き:海陵王の後宮の女性たちと「十大悪人」については、あまりにも脚色が過ぎ、且つ既に他にも取り上げられているので、ここでは省きました。

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【ナントカ堂】北巡私記:順帝の治世の本紀『『元史』順帝紀 『庚申外史』 『北巡私記』』

注目度★★★☆☆

『元史』順帝紀 『庚申外史』 『北巡私記』

以下の内容の日本語訳です。

『元史』「順帝紀」:元朝に至る順帝三十六年の治世の本紀。

『庚申外史』:順帝の治世のついての民間の史書。

『北巡私記』:順帝の北走に付き従った官人による十七ヶ月間の手記。

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