作品内容
「水没廃墟で出会ったのは、豊かな音色の機械(きみ)だった――」
■ストーリー
海面上昇により、陸地を巡って起きた戦争から半世紀。
水没廃墟を歩く二つの影は、生き抜くため家屋を転々としていた。
最中、コンサート施設に辿り着き、メインホールの扉を開ける。
そこには栗毛の長い髪の女が、指を鍵盤の上で踊らせていた――。
豊かな音色と物語が奏でる、水没廃墟の三重奏。
ここに《開演》登場キャラクター
《天真爛漫リアリスト》
●サチ
「ナナちゃんはね、ナナちゃんだよ!」
主人公と共に、
水没廃墟を旅する女。
八重歯がとてもチャーミング。
元気な反面、過酷な現実を
受け入れている。
好きなものは可愛いもの。
?嫌いなものは暗いところとオバケ。
?肩のバーコードと、腕輪はトラウマ。《機械仕掛けの眠り姫》
●ナナ
「ピアノドロイドのナナと申します」
コンサートホールで目覚めた、
高性能アンドロイド。
通称「ピアノドロイド」。
長期間スリープ状態であったため、
水に沈む過酷な”現実”に疎い。
演奏能力は人間以上、
故に妬まれた過去も。
?
たまに宇宙を感じることがある。